カロリー制限食

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今も昔も糖尿病と言えば「カロリー制限食」ですが、なかなかカロリー制限食が上手くできず(続かずに)、糖尿病の数値を下げる事が出来ない方が多いのが現状です。

今日はカロリー制限食が糖尿病の数値を下げる理由とカロリー制限食が抱える問題点についてまとめておきます。

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 検査結果に暗い表情の女性糖尿病の数値を下げるカロリー制限食

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 低カロリーのバランスの良い食事。肥満の方には特に有効
 カロリー制限食の問題



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カロリー制限食を始めるには、まず「糖尿病食事療法のための食品交換表」という本を買わなくては始まりません。本を手にしただけで、これは続かない、好きな物が食べられなくなる、と感じてしまう方もいるでしょう。

医師から指示されたカロリーが1600カロリーであるなら、1単位=80カロリー、つまり1600÷80=20単位で3回の食事を作る方法が本に書かれています。1単位=80カロリーというのは、カロリー計算しやすいように、日本糖尿病学会が決めたものです。

上記の例1600カロリーで言うと、20単位を朝5昼7夜8(比率はある程度自由)と振り分けて食事を作ります。

食品交換表には、調理法(蒸す・焼く・揚げるなど)における、食材のグラム数=カロリー量がそれぞれ明記されていていますので、計算機をたたきながらカロリーがいくつになるか計算しながら食事を作る訳です。かなり大変な作業だと言わざる負えません。

笑顔の医師低カロリーのバランスの良い食事。肥満の方には特に有効

ただカロリー制限食が単に計算が難しい、継続が難しい食事療法であるのか、というとそうでもなく、ちゃんと糖尿病の数値を下げる根拠も存在します。

肥満が糖尿病の大きな原因であることは間違いなく、肥満の影響で血糖値を下げるホルモンであるインスリンが上手く作用しなくなる方が多いという糖尿病の背景があるからなのです。

ですので、カロリー制限食を行ってダイエットさせ、インリン抵抗性を改善させるという大きな目的があるので、カロリー制限食が昔も今も強く推奨されているのです。

カロリー制限食は、肥満の方の糖尿病の数値を下げる事は間違いないと思われます。でも・・・痩せてる糖尿病の方には果たしてどうでしょうか?

糖尿病の原因は肥満

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笑顔の医師カロリー制限食の問題

アジア人の多くが肥満ではなく、痩せてる糖尿病も多いという統計が出ています。痩せてる方にカロリー制限食を行うと、さらに痩せていく可能性があり、違う病気になる可能性すらありますよね。

カロリー制限食は、確かに肥満体系の方には絶大な効果を出すでしょう。しかし痩せてる糖尿病の方は、体重を落とすよりも、血糖値を上げる直接の原因である「糖質」に注意する事も大切だと私は考えています。

検査結果が良くなり喜ぶ女性糖尿病の数値を下げるカロリー制限食

・糖尿病:症状糖尿病とは?
・糖尿病の数値を下げる方法:糖質制限食カーボカウント
・糖尿病の数値でわかる今の状況と対策:2005006%8%10%

BMIが25%以上の肥満の方が、カロリー制限でダイエットを行い、インスリン抵抗性を改善させ、糖尿病の数値を下げる。これは間違いなく効果があるでしょう。

でも肥満ではない糖尿病の方は、やせる必要はありませんので、血糖値が上がる直接の原因である糖質に注意を払う事も忘れないようにしましょう。


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