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糖尿病の数値を下げる即効性と確実性だけで言うなら、今回の「糖質制限食」に勝る糖尿病の食事療法はありません。血糖値を下げる栄養素は糖質だけなので、この糖質の量を減らして血糖値の上昇を抑えていけば、糖尿病の数値は必ず下がります。
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糖尿病の数値を下げる糖質制限食
①血糖値を上げるのは糖質のみ②糖質にはどんなものがあるか覚える
③糖質を減らして血糖値スパイクを無くす
①血糖値を上げるのは糖質のみ糖尿病になると、三大栄養素（糖質・タンパク質・脂質）やカロリー量を気にするようになりますが、血糖値の上昇に関係するのは糖質だけです。3,000カロリー分のステーキ（塩こしょうだけ）を食べたとしても血糖値はさほど上がらないのです。
糖質を1g食べると、Ⅰ型糖尿病で5mg/dL、Ⅱ型糖尿病は3mg/dL血糖値が上がると言われています。ライス茶碗軽く一杯は糖質35gほどですので、Ⅱ型糖尿病なら100mg/dl以上血糖値が上がる計算です。
糖尿病とは、上がった血糖値を下げられない人の事ですので、「血糖値を上げない食事＝糖質制限食」して糖尿病の数値を下げていく。これが糖質制限食の最大の狙いです。
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②糖質にはどんなものがあるか覚えるそれでは糖質にはどんなものがあるのでしょうか？お菓子やケーキだけではないのでまとめておきます。
主食：ライス、パン、麺類、ビーフン、春雨、コーンフレーク、餅、ピザ生地、餃子の皮など
甘味料：イモ類（山芋は少量ならOK）
豆：あずき、インゲン、空豆など
野菜：かぼちゃ、コーン、にんじんなど
果物：基本的にすべて（特にバナナは注意）
お酒：ビール、日本酒など（糖質0の記載があればOK）
調味料：砂糖、みりん、ケチャップ、ソース、ポン酢など
お菓子・ケーキ：お菓子すべて、ケーキ類すべて、砂糖や小麦粉で作られたものすべて
これらの糖質が多い食品や食材を食べないようにするのが糖質制限食です。
③糖質を減らして血糖値スパイクを無くす糖尿病の数値が6％台の方で投薬が無い方でしたら、糖質が多いものを覚えておいて、意識して少し減らす（ゆるい糖質制限食）だけでも、血糖値スパイク（食後の高血糖）がなくなり、糖尿病の数値全体が下がっていきます。
糖尿病とは血糖値スパイクを繰り返し、下げられなくなり、随時高血糖となる病気です。糖質を減らして、血糖値スパイクがなくなれば、糖尿病の数値は下がるのです。
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そうは言いましても、糖尿病の数値が6～8％の方で投薬が入る方は糖質制限食は出来ませんので、医師と相談して食事療法を決めるようにしてください。
糖質制限食をすると明らかに糖尿病の数値が下がり、投薬による血糖降下と合い重なり、確実に低血糖になってしまうから出来ないのです。医師との話し合いは不可欠になります。
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糖尿病の数値を下げる糖質制限食は、即効性があり簡単に出来るという長所がありますが、投薬がある方は出来きませんので注意してください。
糖質制限食というのは、投薬がない方なら、やる価値が大いにある食事療法で、糖尿病の数値がぐんぐん下がる可能性が高い食事療法です。
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