糖尿病の数値10％以上 今の状況と対策まとめ

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久しぶりの検査で糖尿病の数値が10％以上だと分かった方、なかなか糖尿病が良くならずにヘモグロビンA1cが10％以上になってしまった方、これからどうなるのか、どうすればよ良いのかまとめました。

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①糖尿病の数値10％以上は大変危険な状態と認識する

糖尿病の数値が10％以上というのは、糖尿病教育入院を推奨されるレベルで、いつ糖尿病合併症を起こしてもおかしくない（もう起きてる）状態です。

糖尿病教育入院した場合、糖尿病の概要やインスリン注射の打ち方、食事療法についての勉強会に参加して、糖尿病の数値を下げる方法などを身に付けていきます。

このまま糖尿病の数値が10％以上だと、糖尿病合併症に発展（悪化）する可能性が非常に高いので、入院中に根本的な糖尿病治療を学び、自宅でも同じように糖尿病治療ができるようにするのが目的です。

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━━━━━━━━━━━━━━━━ ②糖尿病とはどんな病気か知る

糖尿病についての詳細はこちらに書きましたが、体内にある血糖値を下げるホルモンである「インスリン」が少ない又はうまく働かずに随時高血糖となってしまう方を言います。

高血糖だと何がいけないのかというと、ブドウ糖が多い血液は、そうでないサラサラ血液に比べて、毛細血管が詰まりやすく血管の内壁を傷つけてしまう事です。

血栓が詰まると脳梗塞や心筋梗塞、そして動脈硬化（血管が固くなる）が起こると血圧やコレステロールが高くなっていき、様々な病気リスクが増加してしまうのです。糖尿病の数値10％以上・・危険な状態なのです。

③糖尿病の原因を一覧表から見つけておく

まずは投薬やインスリン治療を行い、一桁台に下げてからのお話ですが、糖尿病になるには原因があります。こちらの一覧表をご覧いただき、あなたが糖尿病になった原因を特定しておく事が大切です。

④糖尿病薬とインスリン注射で10%⇒8％⇒7％未満へとにかく下げる

糖尿病の数値10％以上あると、糖尿病薬とくにSU剤やインスリン注射などを用いて、いったん血糖値を一桁台に下げる治療が行われるでしょう。この2種類は強い薬なので即効性があり血糖値も下がると思います。しかし大切なのはそれからです。

投薬やインスリン注射を使用しながらの血糖コントロールは、私の経験上かなり難しい作業です。やはりいろいろな原因で起きる高血糖を薬でタイミングよく、うまい具合に下げようとしても無理があるのです。そこで必要なのが、食事療法と血糖コントロールの「コツ」です。

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━━━━━━━━━━━━━━━━ ⑤糖尿病の3つの食事療法とコントロールのコツを知る（あきらめない）

糖尿病の数値10％以上が一桁台になったら、糖尿病の3つの食事療法を勉強するのが良いです。投薬やインスリン注射がある方は、カロリー制限食以外やってはいけませんが、自分にはどの食事療法が合うのか医師に相談してみる事が大切だと思います。「言われるがまま」では糖尿病は良くなりません。

あなたに合う糖尿病治療を

糖尿病の原因と対策：30代、40代、50代、60代、男性、女性

肥満気味なので、投薬（アクトスなど）を使いながらカロリー制限食を続けていく、糖尿病の数値も7％未満になったので、投薬を中止して糖質を減らした食事療法（糖質制限食またはカーボカウント）を行っていく、など医師に相談してみて下さい。

糖尿病は、患者が実施しやすく続けやすい食事療法でないと意味がありません。そして血糖値をコントロールするのが最大の目標です。糖尿病の数値が10％⇒8％⇒6％と下がれば、「あなたが続けやすい食事療法」を医師と導き出しすようにしましょう。


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