
この記事は2分で読めます。
糖尿病の数値が500以上は危険な数値です。もしも空腹時血糖値が500以上の場合は、すぐに入院が勧められると思います。食後の血糖値だとしても500以上となるのは珍しいので、かなり悪い状態と推測できます。
今日は糖尿病の数値500以上の現状と今後の対策をまとめておきす。
━━━━━━━━━━━━━━━━

①空腹時血糖値500以上の現状
②食後血糖値500以上の現状
③糖尿病の数値500以上の対策

糖尿病の数値が500以上になる事は通常はないです。糖尿病歴が長く、糖尿病を放置した方ならあり得る数値ではあります。
その他、糖尿病の数値が500以上になるケースとしては、もともと糖尿病だった方が一時的に強いストレスを受けた場合です。日頃から空腹時や食後の血糖値が高い方が、強いストレスを受けると血糖値を上げるホルモンが大量に分泌されて、いつもよりさらに高い血糖値になる場合があるのです。
高血糖とストレスの関係(分泌されるホルモンについて)
━━━━━━━━━━━━━━━━

糖尿病の数値が500以上といっても、食後であるならまだ考えられる数値かもしれません。耐糖能が非常に弱くなっていて、高糖質の食事に過剰に反応してしまうと思われます。
インスリンの分泌量もかなり少ないと推測できますので、血中インスリン活性(IRI)検査をしてみると良いです。インスリン分泌量と血糖値の下げる能力を知ることが出来ます。IRIの基準値は15.1μU/ml以下となっています。

糖尿病の数値が500以上となると、空腹時でも食後でもかなりの高血糖になります。基本的には投薬もしくはインスリン治療に入り、血糖値の経過を見ていく事になります。
きちんと薬を飲み(インスリンを打ち)、食事制限を行っていけば、糖尿病合併症にならずに済むレベル(ヘモグロビンA1c7%未満)まで下がると思いますのでしばらく頑張ってみて下さい。

糖尿病の原因と対策:30代、40代、50代、60代、男性、女性
糖尿病の数値でわかる今の状況と対策:6%、8%、10%
そして血糖値が下がってからが大切になります。糖尿病は検査の病気と言われていて、これからも定期的な検査を行い、良好な血糖コントロールを続けていかなくてはならない病気なのです。
それには自分に合う糖尿病の食事療法を見つけて、食後の運動なども行う必要があるのです。頑張りましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━