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味覚障害が原因で糖尿病を発病する、糖尿病が原因で味覚障害を発病する、両方とも考えられます。今日は糖尿病と味覚障害について、両方からまとめておきます。
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甘味を感じずに、料理で砂糖やみりんを使いすぎてしまい、糖質が多い食事ばかり食べてしまうという味覚障害の方がいるようです。家族で暮らす方なら、「甘い」と指摘され気が付く可能性がありますが、一人で暮らす味覚障害の方だと気が付かないです。
味覚障害による糖質の摂りすぎ、その他の悪い生活習慣が重なりあって、糖尿病を発病してしまうようです。
また味覚障害は、持病で飲んでる薬の副作用、貧血、歯周病、亜鉛不足などから起きる場合もあります。最近の調査で分かったことですが、味覚障害を起こす方の血液検査を行った結果、味覚障害の方の多くが亜鉛不足だったというデータが出ています。
ダイエットなどで栄養のバランスが崩れている若者に亜鉛不足の方が多いようですが、40代50代でも栄養のバランスが悪い方は、味覚障害になりやすいと言えます。注意しましょう。
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糖尿病性神経障害から味覚障害が起きてる場合、糖尿病がかなり悪化してる可能性が高くなります。糖尿病性神経障害は、多くは足の神経が侵されますが、舌の神経に及んで味覚障害になっています。
また、もう一つの合併症である糖尿病性腎症を起こしてると、腎不全の影響で先ほど上げました亜鉛が尿と一緒に体外へ出てしまい、亜鉛不足に陥り味覚障害が起きやすくなります。
糖尿病の治療:40代、50代、男性、女性
糖尿病の原因:生活習慣、お菓子、食べ物、歯周病
糖尿病と味覚障害の関係についてまとめました。味覚障害で人生が終わることはないですが、糖尿病はありえます。糖尿病の治療を優先しつつ、味覚障害の治療をしていくようにしましょう。
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