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厚生労働省によると、50代男性の28.8%、女性は24.0%が、境界型糖尿病もしくは糖尿病であると発表しています。そして50代の糖尿病の方の多くが、治療が上手くいかずに60代70代になってしまうという統計も出ています。そうなのです、今が分かれ道なのです。
ですが50代の糖尿病は、改善の余地がまだ十分にある年代なので、50代の糖尿病の原因を知って、その原因を排除すれば必ず良くなっていきます。
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②長い労働時間や家事の時間⇒ストレスと寝不足⇒糖尿病
③糖質過多の食事(間食)⇒一日中高血糖が続く
④50代男性はお酒とストレス【注意】女性は更年期障害

50代までのよろしくない生活習慣がいくつか重なり、50代で糖尿病になる方が大変増えています。暴飲暴食、肥満、運動不足そして遺伝的要素も加わりやすく、50代で糖尿病を発病してしまいます。
<糖尿病(境界型も含む)の割合>~厚生労働省の発表より ・50代
男性28.8%
女性24.0%
⇓ そのままだと急速に悪化します
・60代
男性41.4%
女性34.1% 50代の今が大切なのです。原因を知って排除していく!
今からでも全く遅くないです。よくある糖尿病の原因を確認して、思い当たる原因があれば一つずつ確実に排除していけば必ず良くなります。
糖尿病の原因:原因一覧表、遺伝、生活習慣
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日本人男性の労働時間は他外国の男性と比べて1日2時間以上多い事が分かりました。男性15歳~64歳の統計です。ご覧ください。
日本:6.15時間
イギリス:4時間台
アメリカ:4時間台
韓国:4.40時間
15歳からの統計ではありますが、2時間も多く働いています。日本人の50代は働き盛りなので、6.15時間というのはまずあり得ないはずです。最低でも9時間は働いてるでしょう。労働時間が長いと必ず起きるのがストレスと寝不足です。
ストレスは45%も糖尿病になりやすいというデータが出てますので、ストレスが多い糖尿病の50代の方は悪化していきます。また睡眠時間が5時間未満の方は7時間寝る方よりも5.3倍糖尿病になることが分かっています。寝不足が続く糖尿病の50代は寝不足でも糖尿病が悪化していく事になります。
糖尿病の原因:男性、ストレス、寝不足

糖質だけが血糖値を上げますが、50代になっても糖質過多の食事を続けていると、徐々に食後高血糖を起こし始め、次第に一日中高血糖が続くようになります。
それは膵臓が血糖値を下げるホルモン(インスリン)を分泌しますが、50年以上使いすぎると分泌量・作業能力ともに弱くなってくるからです。
皆さんも仕事で疲れ過ぎたら休むと思いますが、膵臓も疲れ過ぎると血糖値を下げる(仕事)を休むのです。そこで50代の対策としては、人間と同じく膵臓を休ませることが効果的です。
食事に含まれる糖質量を減らせば、血糖値は上がらないので、膵臓(インスリン)は働かずに済みます。そして人間と同じで、しばらく休息を与えると、膵臓が元気になり血糖値を下げる能力が復活するケースがあるのです。
糖質を控えて、膵臓を休ませる。これが食後の高血糖(血糖値スパイク)の対策なのです。食後高血糖がなくなると、2~3か月の平均血糖値を示すヘモグロビンA1cは必ず下がってきます。
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※投薬・インスリン注射を行う方は、糖質を減らした食事は低血糖の恐れがあり危険です。実施不可です。

50代男性に多い糖尿病の原因は、お酒とストレスです。仕事が忙しくて、ストレス解消の一杯のはずが終電になる・・そして寝不足。寝不足の翌日はまた更なるストレスとなり糖尿病悪化のスパイラルとなります。
50代女性は、更年期障害が糖尿病の大きな原因となっています。閉経により女性ホルモンのエストロゲンが減少しますが、エストロゲンはインスリンの働きを助けています。また更年期障害により、ホルモンバランスが崩れ、高血圧や脂質異常症になる方も出てきます。
更年期障害でこういった生活習慣病が発病すると、当然生活習慣病の一つである糖尿病も発病しやすくなるのです。こういった状況下の女性は、まずは更年期障害の治療に全力を注いでください。
糖尿病の原因:女性、お菓子


糖尿病の数値・現状と対策:200、500、6%、8%、10%
⇒今の状況と対策を知る!
⇒糖尿病の原因を排除する
⇒検査を続けよう!
⇒糖尿病がぐんぐん改善する!
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