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60代男性の41.4%、女性の34.1%が、糖尿病(境界型も含む)というデータが出てます。つまり60代の約38%が糖尿病(境界型も含む)という事になります。
また40代50代で糖尿病になった方が、徐々に悪化してしまい、60代で糖尿病の合併症を起こすケースも年々増えています。しかし今からでも60代の糖尿病の原因と対策を把握すれば、糖尿病の悪化や合併症を阻止する事は十分可能なのです。
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②ストレス(老後の心配、退屈、体力の低下)が原因⇒運動する
③趣味を見つける!⇒生き生きした人生の準備をする
<糖尿病(境界型も含む)の割合> ・50代
男性28.8%
女性24.0%
・60代
男性41.4%
女性34.1%
・70代
男性43.7%
女性37.4%
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食後2時間の血糖値は正常値でしょうか?食べ始めてから2時間後の血糖値が200を超えてると糖尿病型、140~199で境界型、140未満で正常型です。血糖測定を行い、血糖値スパイクが起きてないか確認するようにしましょう。
食後の血糖値が200超えが続くようなら、投薬が合ってないか、インスリン注射の単位数が足りないのが原因の可能性があります。60代でも遅くはないので、投薬の調整もしくは糖尿病の食事療法を根本的に見直す必要があります。
投薬で抑えられない血糖値スパイクを抑制するには、やはり糖質量を減らすしか方法はありません。しかしながら、投薬やインスリン注射を続ける60代が、糖質を減らすと低血糖の恐れがあり危険なので医師との相談が必要です。
糖尿病の3つの食事療法(カロリー制限、糖質制限、カーボカウント)を今一度医師に相談してみるのが良いでしょう。
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60代になると老後の心配、退職後の退屈などで、ストレスが増える方が多いようです。ストレスは血糖値を上げるホルモンを分泌させますので、糖尿病の原因や悪化につながります。また60代に入ると体力が落ちて免疫力も落ちてきます。
そこで、ストレス解消と体力強化のために、運動をしてみてはいかがでしょうか?軽くウォーキングに出かけると、気分転換になりますし、足腰に筋肉が付きますので、血糖値が下がりやすくなります。
特に食後の運動は、血糖値スパイクの防止にも効果的であることが分かっていますので、60代の方はぜひ食後の運動を始めてみましょう。

60代の方で、外出しない、運動しない、食べたいものを食べる、というのでは、やはり糖尿病は悪化しやすくなります。
糖尿病が悪化しないためにも、いろいろなものに興味を持って、感動したり、趣味として探求していくことが大切になります。
旅行、写真、ゲートボール、ウォーキングなど、こういった趣味には「体を動かす」事が含まれますので、ストレス発散や血糖値にとても良いものとなります。趣味や興味を持ち糖尿病の原因を排除、生き生きとした人生を送っていきましょう。


糖尿病の原因一覧表
糖尿病の数値でわかる今の状況と対策:200、500、6%、8%、10%
60代で糖尿病が悪化する原因は、このように食後の高血糖やストレスが増えることで起こります。投薬や食事療法の見直し、ストレス解消のために趣味を作るなど、出来る事から一つずつ解決していきましょう。
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